限界支援員(オタク)の独り言

職場をディスりながら福祉とオタクを語るブログです。

ずっと始めたかったブログ

 ブログを書き始めることにしました。

先ほどまで平日に終わらなかった仕事をしていたのですが、追い込まれると効率が上がる気がします。学生の頃の宿題は早めに片付ける方だったのに、何が私を変えたのかはわかりません。

 

でもそのおかげでこうしてブログを始めることができました。書きたくなった理由は、ヘブンバーンズレッドというソシャゲの最新章をやっとクリアして、その感想を言語化したかったという気持ちが強いと思われます。

 

しかしもともとブログは書きたいと思っていました。自分が将来、今とは違う福祉サービスに就く準備のためにです。いい後押しになりました。また明日からフルタイム5連勤が始まるから、眠るのが嫌な気持ちも今高まってきています(笑)

 

 私はこうして思考や感情を自己分析するのが好き、というか特に難なくできます。だから日々の支援では誘導尋問にならないように気を付けています。自分の考え、気持ちを上手く言語化できず、無自覚に苦しむ人も多いですから、アセスメント技術は今以上に研鑽していきたい所存です。誰一人として同じ人間はいないという気持ちを忘れずに。このブログでも、福祉に関して皆様のお役に立てる情報をぽつぽつ発信できたらいいなと思っています。

 

 さて、ヘブバン4章前半ですが、ネタバレにならない程度に逢川めぐみという少女について考察していきたいと思います。ただし、少しも知りたくないという方は読まない方がよいかと思います。

 

まずは気づけば涙が流れていました。ヘブバンすごいです。全章で泣かせてくるじゃないですか。ウマ娘でもメインストーリーでは泣きますけど、私の場合はまったく別種の涙です(実際の競馬もずっと見てきたのでどうしてもやや史実と違うことを意識してしまうからでしょうか)。

 

めぐみんの行動は賛否(?)両論飛び交っているようですが、制作側の都合の可能性は排除して私は考えてみました。私が唯一引っかかったのは月歌のセリフに「失敗」という言葉が出てきたことです。「あれって失敗なのか?」と違和感を覚えた人もいたのではないでしょうか。私もその一人です。ですが、私がめぐみんの立場なら、どう頑張っても「成功」とは思えないとも感じました。

 

彼女にとって思い描いていた「救世主としての成功」とはかけ離れていたのでしょう。その気持ちは勝手ながらよくわかります。自信に満ちた過去の自分が挫折を味わいながらも自分は救世主なんだと信じ努力に励み仲間と楽しく過ごした日々を、ショックな事実を知り粉々にされた。それでもギリギリのところで仲間に励まされ、最後の望みを託した自分の役割を、彼女は「自分の中では」全うできなかった。自分に妥協を許さず、何よりも自分のサイキックが力尽きたことで仲間が瞬時に自分の盾となり命を危険に晒した。これが彼女にとっては自分をどうしても許せない、最後のとどめになってしまったと、これは本人のセリフの中にも含まれていました。

 

だからこそ、月歌の言葉より、タマの言葉の方がずっとめぐみんの心に響いたと思います。でもそれも今のめぐみんにとっては「この世の救世主」だと自分を信じてやまなかった、最後までその可能性を捨てなかった彼女にとっては「たった一人の救世主にしかなれなかった」という哀しい言葉にも聞こえたかもしれません。

 

結論、めぐみんの行動は自然なものだと感じました。福祉の視点で言えば、手塚司令官にお願いしたいのは頼むからそんな重大事実を話した後は全員にカウンセリングを受けさせてくれということです。あそこにはメンタルケアできる人はいるのか?ちょっと本人たちに任せすぎな気はしますね。

 

それもチームの結束を深めるためには大事なことかもしれませんが、そして月歌とユッキーは通常運転だとして、かれりんとつかさっちの新たな関係性はもう最高に私のツボを貫通しました。しかしおタマさんとめぐみんは…そう、月歌の「おタマさん、任せっきりでごめん…」というのが核心を突いてます。ここでユッキー、かれりん、つかさっちを責めることはできません。彼女たちも心のよりどころを探し、生きる意味を持ち闘い続けることに必死なのです。

 

つまり私がセラフ部隊の支援員になりたい。精神的に深手を負った少女たちを大人が放置しすぎだぜ!医療班でも何でもいいから自分を配属してくれ!課金か?いくらすればいい?!もう結構したけどね!!

 

あぁ、楽しかった。いや、二次元にメンターとして入り込もうとしている自分に驚きを隠せないです。新たな扉を開いてしまった。面白い、面白いぞこれは。

 

城娘の霊力消費とウマ娘の育成1回して寝ます。

おやすみなさい。